2014年7月5日土曜日

書き続けることの大切さ

私は受験生当時は現代文にて受験をしたため、
AO入試や志望理由書の指導をしたことはあっても、
小論文の受験や小論文の対策を自分の為にしたことはありません。
(あ、大学院はあるけど、大学受験のね。)

ただ、当塾は2~3年前からSFCに焦点を絞ったターゲットを設定しているため、
最近は現代文担当講師の私も、土曜夜の小論文の講座に今期から研修として参加しています。

そこでのあつしくん(仮名)の変化がすさまじい。
4月には目も当てられなかった(笑)文章で、読むに耐えず(いいすぎ。笑)、
あつしくん(仮名)が書いた文章の内容がまったく頭の中に入って来ない状態だったのが、
きちんと整理され、論理が通っている文章を書けるようになったなぁと思いました。

あつしくん(仮名)のすごいところは、「一度も宿題をしなかった」ということがないこと。

受験生に限らず、担当している講師でさえ、毎日が忙しい生活を誰もが送っています。
その中でのベストな時間の使い方をしなければならないのは皆同じ。
時間だけは誰にでも平等。

授業内容にもよるけど、基本的には、
学校の授業も、予備校の授業も、塾の授業も、宿題をやらずに授業を迎えると、
きっとその授業で得られることは3割になるでしょう。
だって、授業の目的は、先生の話を聞くことではなく、自分の能力を伸ばすこと。
自分の能力を伸ばすためには、課された宿題をやらなければそのスタートラインに立てない。
小論文の授業はその最たるものだと思います。

書かずに小論文の授業に出て何をするの?って感じ。
本文の読解の確認だけして終わるじゃん。でもそれって本番だと確実に0点だよね?

いくら他教科の勉強が忙しくても、小論文の授業で毎回欠かさず答案を書いてきて、
現代文の授業で毎回定期的に文章を読み、要約を書くことをねばってやってきたあつしくん(仮名)。
もちろん当たり前といえば当たり前なんだけど、これが出来ない人が意外と多いんだわ。
その努力の実りが見えて、担当講師としてはとても嬉しい今日のできごとでした。

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