2014年5月31日土曜日

詩人は日常のことばの惰性を打破するために存在する

今回も問題集からの抜粋です。

詩人は日常のことばの惰性を打破し、ことばの違いを新鮮にするために存在する。
そして、詩人のみならず、我々も常にことばによってとらえられた内容をとらえなおす
ような「言語創造」の営みを常に行っている。

前回に引き続きことばの話。
ことばは実生活に置き換えて考えやすいから読みやすくていいね。

ところで、この要約の中で「惰性」という言葉が使われていますが、意味はご存知ですか?

辞書を引くと「これまでの習慣や勢い」と出てきます。

なので、
いままで習慣で使っていた言葉に別の意味を与えるのが詩人の役割で、
それを私たちは日常的にもやっている

ということになります。

例えば、あれかな。「リア充」とかはそれにあてはまるのかな。
「リアルが充実している」ってことだけど、これお母さんにいうと伝わらないんだよね。
お母さん世代の人間は「リアル」っていうことばが「日常生活」っていうことを表すこと自体、
あまりぴんとこないみたい。

私が高校生の時は、「いまの男の人リアルにかっこよかった~」見たいな感じで
「リアル」を「本当に」とかって意味でも使ってたけど、最近はあんまり聞かない気がする。

realを辞書で引くと大体こんな感じ・・・
1 ほんとうの,真の;実質的な,文字どおりの;本物の,真正の
2 現実の,実存する,実際の
3 〈人物の(描写などが)〉真に迫った,リアルな
4 哲学実存する;実在的な.
5 不動産の
6 光学実像の
7 数学実数値の;実数を用いた

だから「リア充」って言葉は確かに、「惰性を打破し、新鮮味を与えている」気がします。

最近だと、大学生がしきりに言う「ワンチャン」とかもそれにあてはまるんだろうね。

誰が使い始めたのか、きっかけはネットなんだろうけど、
そう考えると何気なく使った言葉がここまで定着するのってすごいよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿